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区分
JVN番号
タイトル
JVN
深刻度
最終更新日
CVE番号
New
JVNDB-2002-000189

Microsoft Windows の HelpCtr.exe における任意のファイルを読み込むおよび実行される脆弱性

N/A
2007/04/01 00:00
CVE-2004-0474
JVNDB-2002-000189
Microsoft Windows の HelpCtr.exe における任意のファイルを読み込むおよび実行される脆弱性
概要
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本脆弱性情報は、同時期に公開された複数の脆弱性について、まとめて解説したものです。タイトル以外の他の脆弱性情報の内容が含まれていますので予めご了承ください。
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Microsoft Windows XP には、ヘルプとサポートセンター機能が使用する HCP プロトコルハンドラが実装されています。

またヘルプとサポートセンターの機能が使用するファイル (uplddrvinfo.htm) には、ローカルファイルを削除できる ActiveX コントロールが含まれています。

この HCP プロトコルハンドラでは、取り扱う URI の妥当性の確認が不適切であるため、削除するローカルファイルを "hcp://" を含む URI で指定可能である問題が存在します。(CAN-2002-0974)

この問題を利用するリモートの攻撃者は、悪意ある HCP プロトコルへのリンクを作成し、そのリンクをクリックさせることで標的ユーザのローカルファイルを削除することが可能です。

尚、セキュリティ制限が回避されるため、ActiveX コントロール実行時に警告プロンプトは表示されません。結果として、標的ユーザに知られることなくローカルファイルの削除が可能です。

また、"file:¥¥¥" がパラメータとして指定されている HCP URI を解釈した場合、ローカルに存在するファイルを実行してしまう問題が存在します。(CAN-2004-0474)

標的システムにファイルを配置することが可能であるリモートの攻撃者は、以下のようなスクリプトを含む HTML ファイルを指定した HCP URI に標的ユーザを誘導することにより、マイコンピュータゾーンで任意のスクリプトを実行することが可能です。

Hcp://services/layout/contentonly?topic=file:¥¥¥c:¥script.html

また、同様にパラメータとして "http://" を指定することで、悪意あるサイトに誘導することも可能です。
想定される影響と対策
本脆弱性に伴う影響については、「概要」をご参照ください。
ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
JVN情報 ※( )内はCVSS v2の値
深刻度 N/A 5.1
CVECVE-2004-0474
公表日2002/08/15 00:00
登録日2007/04/01 00:00
更新日2007/04/01 00:00
CVSS v3情報
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