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区分
JVN番号
タイトル
JVN
深刻度
最終更新日
CVE番号
New
JVNDB-2004-000517

Opera のクロスドメインセキュリティチェック機能におけるコンテンツ表示を制御される脆弱性

N/A
2007/04/01 00:00
CVE-2004-1157
JVNDB-2004-000517
Opera のクロスドメインセキュリティチェック機能におけるコンテンツ表示を制御される脆弱性
概要
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本脆弱性情報は、同時期に公開された複数の脆弱性について、まとめて解説したものです。タイトル以外の他の脆弱性情報の内容が含まれていますので予めご了承ください。
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Microsoft Internet Explorer 6.0 SP2 以前には、コンテンツを新しいウィンドウで開く際のクロスドメインセキュリティチェック機能に不備が存在するため、ある特定の Web サイトから新しく開かれたウィンドウの名前が既知である場合に、そのウィンドウを利用して異なる Web サイト上のコンテンツ表示を許してしまう問題が存在します。

この問題を利用するリモートの攻撃者は、信頼のある Web サイトから開かれたウィンドウ (ポップアップウィンドウなどを含む) を、ユーザアカウントやカード情報の入力を指示するような悪意ある Web サイトのコンテンツで乗っ取り、結果として標的ユーザの重要な情報を奪取することが可能です。
ただし、この問題を悪用する際には、信頼ある Web サイトを表示するウィンドウとは異なるウィンドウで悪意ある攻撃者の Web サイトを開かせておく必要があります。

尚、Microsoft Internet Explorer (CAN-2004-1155) 以外に下記の Web ブラウザにおいても同様の問題が存在することが発見者より報告されています。

・KDE Konqueror 3.3.2 以前 (CAN-2004-1158)
・Mozilla 1.7.5 以前 (CAN-2004-1156)
・Firefox 1.0 以前 (CAN-2004-1156)
・Netscape 7.2 以前 (CAN-2004-1160)
・Opera 7.54 以前 (CAN-2004-1157)
・Safari 1.2.4 以前

Microsoft Windows Server 2003 のデフォルトの設定では、Internet Explorer のセキュリティ強化の構成 (Enhanced Security Configuration) が有効であるため、この問題の影響を受けません。
想定される影響と対策
本脆弱性に伴う影響については、「概要」をご参照ください。
ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
JVN情報 ※( )内はCVSS v2の値
深刻度 N/A 7.5
CVECVE-2004-1157
公表日2004/12/08 00:00
登録日2007/04/01 00:00
更新日2007/04/01 00:00
CVSS v3情報
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