vs gauge
区分
JVN番号
タイトル
JVN
深刻度
最終更新日
CVE番号
New
JVNDB-2005-000457

Ethereal の proto_item_set_text() 関数におけるフォーマットストリングの脆弱性

N/A
2007/04/01 00:00
CVE-2005-2367
JVNDB-2005-000457
Ethereal の proto_item_set_text() 関数におけるフォーマットストリングの脆弱性
概要
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本脆弱性情報は、同時期に公開された複数の脆弱性について、まとめて解説したものです。タイトル以外の他の脆弱性情報の内容が含まれていますので予めご了承ください。
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Ethereal 0.8.5-0.10.11 には、解析部に以下の複数のセキュリティ問題が存在します。

・LDAP 解析部のメモリ解放によるクラッシュ (0.8.5-0.10.11)
・AgentX 解析部のクラッシュ (0.10.10-0.10.11)
・802.3 解析部での無限ループ (0.8.16-0.10.11)
・PER 解析部での異常終了 (0.10.5-0.10.11)
・DHCP 解析部での無限ループ (0.10.7-0.10.11)
・BER 解析部での異常終了および無限ループ (0.10.11)
・MEGACO 解析部での無限ループ (0.9.14-0.10.11)
・GIOP 解析部での Null ポインタデリファレンス (0.8.20-0.10.11)
・SMB 解析部でのバッファオーバーフロー (0.9.12-0.10.11)
・WBXML 解析部での Null ポインタデリファレンス (0.10.1-0.10.11)
・H1 解析部での無限ループ (0.8.15-0.10.11)
・DOCSIS 解析部のクラッシュ (0.9.13-0.10.11)
・SMPP 解析部での無限ループ (0.10.1-0.10.11)
・SCTP グラフのクラッシュ (0.10.11)
・HTTP 解析部のクラッシュ (0.10.4-0.10.11)
・SMB 解析部での無限ループ (0.9.0-0.10.11)
・DCERPC 解析部のクラッシュ (0.9.16-0.10.11)
・複数の解析部のクラッシュ (0.9.0-0.10.11)
・CAMEL 解析部での Null ポインタデリファレンス (0.10.11)
・DHCP 解析部のクラッシュ (0.10.4-0.10.11)
・CAMEL 解析部のクラッシュ (0.10.10-0.10.11)
・PER 解析部のクラッシュ (0.10.10-0.10.11)
・RADIUS 解析部のクラッシュ (0.9.4-0.10.11)
・Telnet 解析部のクラッシュ (0.9.10-0.10.11)
・IS-IS LSP 解析部のクラッシュ (0.8.19-0.10.11)
・NCP 解析部のクラッシュ (0.9.15-0.10.11)
・複数の解析部でのフォーマットストリング (0.9.4-0.10.11)

これらの問題を利用するリモートの攻撃者は、以下のような手法により Ethereal をクラッシュさせサービス不能状態に陥らせる、利用可能なメモリをすべて消費する、さらには Ethereal の実行権限 (通常 root 権限) で任意のコードを実行する可能性があります。

・意図的に作成したパケットを標的システムが監視しているネットワークに送り付ける
・意図的に作成したパケットトレースファイルを読み取らせる
想定される影響と対策
本脆弱性に伴う影響については、「概要」をご参照ください。
ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
JVN情報 ※( )内はCVSS v2の値
深刻度 N/A 7.5
CVECVE-2005-2367
公表日2005/07/26 00:00
登録日2007/04/01 00:00
更新日2007/04/01 00:00
CVSS v3情報
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