区分
JVN番号
タイトル
JVN
深刻度
深刻度
最終更新日
CVE番号
New
JVNDB-2006-000409
Linux Kernel の sctp_make_abort_user() 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) および root 権限を取得される脆弱性
N/A
2007/04/01 00:00
CVE-2006-3745
JVNDB-2006-000409
Linux Kernel の sctp_make_abort_user() 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) および root 権限を取得される脆弱性
- 概要
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本脆弱性情報は、同時期に公開された複数の脆弱性について、まとめて解説したものです。タイトル以外の他の脆弱性情報の内容が含まれていますので予めご了承ください。
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Linux Kernel には、以下の複数のセキュリティ上の問題が存在します。
1) USB で使用される ftdi_sio ドライバ (usb/serial/ftdi_sio.c) において、ハードウェアが処理可能なデータよりも大きなデータをシリアルポートに書き込んでしまうため、メモリを大量に消費してしまう問題が存在します。(CVE-2006-2936)
ローカルの攻撃者に悪用された場合、システムがサービス不能状態に陥る可能性があります。
2) ext3_get_inode_block() において、NFS ファイルシステムにおける inode 番号のチェックが不適切である問題が存在します。(CVE-2006-3468)
リモートの攻撃者に悪用された場合、ファイルシステムがパニックに陥る、あるいはエクスポートされているディレクトリが読み込みのみに設定されてしまう可能性があります。
3) sctp_make_abort_user() において、メッセージ長のチェックが不適切なため、バッファオーバーフローが発生する問題が存在します。(CVE-2006-3745)
ローカルの攻撃者に悪用された場合、root 権限が奪取される、さらにはカーネルレベルの権限で任意のコードが実行される可能性があります。 - 想定される影響と対策
- 本脆弱性に伴う影響については、「概要」をご参照ください。
ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。 - JVN情報 ※( )内はCVSS v2の値
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深刻度 N/A 7.2CVECVE-2006-3745公表日2006/07/17 00:00登録日2007/04/01 00:00更新日2007/04/01 00:00
- CVSS v3情報
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