vs gauge
区分
JVN番号
タイトル
JVN
深刻度
最終更新日
CVE番号
New
JVNDB-2026-026242

Zephyr ProjectのZephyrにおける境界外読み取りに関する脆弱性

7.6
2026/07/31 15:02
CVE-2026-10680
JVNDB-2026-026242
Zephyr ProjectのZephyrにおける境界外読み取りに関する脆弱性
概要
subsys/bluetooth/host/classic/l2cap_br.c にある Classic (BR/EDR) L2CAP シグナリングハンドラ l2cap_br_conf_req() と l2cap_br_conf_rsp() は、最小コマンドサイズの検証において、L2CAP シグナリングヘッダから得られるコマンド単位のデータ長 len ではなく、buf->len(受信した PDU 全体の残りバイト数)に対してチェックを行っていました。複数のシグナリングコマンドが1つのPDUにまとめられるため、buf->len は1つのコマンドの len を超える可能性があります。攻撃者はヘッダ長が設定要求構造体より小さい(例:0)CONF_REQ コマンドを送り、その後に別のコマンドを続けて送信することで buf->len がチェック条件を満たすようにできます。このチェックが誤って通過すると、opt_len = len - sizeof(*req) の計算で uint16_t のアンダーフローが起き、ほぼ0xFFFFの値になります。opt_len と buf->len の比較によるガードがない設定オプションループは、実行時境界チェックを行わない net_buf のプル操作によりバッファ範囲を大きく超えて読み込みを行い、ホストメモリの範囲外読み出しを発生させます。さらに、範囲外のオプションバイトが MTU やフラッシュタイムアウトのオプションをエンコードしている場合、不正な書き込みも発生します。BR/EDR シグナリングチャネルはペアリング・暗号化よりも前に処理され、SDP などの L0 サービス向け L2CAP チャネルはペアリングなしで開けるため、ACL 接続を確立できる無認証の近距離ピアがこの欠陥を悪用でき、メモリ破損やサービス拒否(ホストまたはデバイスのクラッシュ)を引き起こす可能性があります。この欠陥は v4.4.0 を含むリリースバージョンに存在しています。修正では両ハンドラで buf->len の代わりに len に対して検証を行うようになっています。
想定される影響と対策
・当該ソフトウェアが扱う情報の一部が外部に漏れる可能性があります。 ・当該ソフトウェアが扱う情報の一部が書き換えられる可能性があります。 ・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
JVN情報 ※( )内はCVSS v2の値
深刻度 7.6
CVECVE-2026-10680
公表日2026/07/21 00:00
登録日2026/07/31 15:02
更新日2026/07/31 15:02
CVSS v3情報
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